創立30周年記念ページ

2021年8月23日、おかげさまでアクモス株式会社は創立30周年を迎えました。

創立30周年のご挨拶



アクモスは、おかげさまで創立30周年を迎えました。これもひとえに、みなさまのご支援の賜と心より感謝申し上げます。

アクモスの30年の歩みは決して平坦ではなく、いくつかの業態転換を経て苦難の連続でした。
半導体のファブレスメーカーとして創業し、1996年に当時の店頭特則市場に株式公開を果たしたものの新製品開発が思うように進まず、厳しい業績が続きました。そして、1999年に企業組織再編制度が法制化されたのを契機に、上場会社として日本で初めての株式交換によりIT会社を子会社化しました。翌年には純粋持ち株会社化し、M&Aによる成長戦略のもと10社以上を子会社化してきました(現在の子会社は3社)。

業種をITと人材サービスに限定した子会社化でしたが、ガバナンスの基本である仕組み作りが不足し、大変苦しい状態が続きました。その後、業種をITに絞り込み再スタートしたものの、収益力不足が大きな課題となりました。試行錯誤の末、「収益力向上」と「社員参加」の両方を達成するには京セラ株式会社の「アメーバ経営※」が最適だという信念のもと、6年前からアメーバ経営を参考に構築した部門別採算制度ウィングシステムの導入を進め、現在はグループ会社にも浸透しつつあります。

アクモスの再構築は達成しつつありますが、目標は「個性豊かなグッドカンパニー」になることです。そのための3条件「Good Business」「Good Value」「Good Members」を達成するためには、さらなる一層の努力と工夫が必要です。2021年12月には株式公開をしてから25周年を迎えます。上場25周年、そしてその先の未来に向けて、人財育成に力を注ぎ、きらりと光る会社を目指して歩み続けていきます。

※「アメーバ経営」は京セラ株式会社の登録商標です。
 

2021年8月23日
代表取締役会長 兼 CEO 飯島 秀幸