第3回 その時社内に何が起こったか(後編) - 標的型攻撃メール訓練やってみた -
自社の標的型攻撃メール訓練ソリューション『SYMPROBUS Targeted Mail Training』で実施した社内訓練体験談の第3回。前回に引き続き、情シス担当者が、訓練当日の社内の様子をお届けします。

こんにちは。情報システム室のF島です。
アクモスの社内システム運用管理を担当しています。
情シスの立場から、弊社の標的型攻撃メール訓練ソリューション「SYMPROBUS Targeted Mail Training」で初めて社内訓練を実施したときの体験談をお伝えします。
第3回目の今回は、その時社内に何が起こったか(後編)と題して、前回に引き続いてもう少し、訓練当日の社員の反応をお伝えします。
(関連記事:第2回 その時社内に何が起こったか(前編) - 標的型攻撃メール訓練やってみた - )
アクモスの社内システム運用管理を担当しています。
情シスの立場から、弊社の標的型攻撃メール訓練ソリューション「SYMPROBUS Targeted Mail Training」で初めて社内訓練を実施したときの体験談をお伝えします。
第3回目の今回は、その時社内に何が起こったか(後編)と題して、前回に引き続いてもう少し、訓練当日の社員の反応をお伝えします。
(関連記事:第2回 その時社内に何が起こったか(前編) - 標的型攻撃メール訓練やってみた - )
(1)C太さんの場合
また電話が。今度は別の事業所のC太さんです。
C太 「あのさあ・・・」
情シス「はい?」
C太 「変なファイル開いたらさあ・・・うちの会社ってどうなるんだっけ・・?」
情シス「ウィルスとかですか?パターンが対応してれば検出しますが・・」
C太 「ほらたまに変なメールとかあるじゃん・・・」
情シス「(これは開いたな・・)不審なメールだったら削除していただいてますね」
C太 「もしさあ・・開いちゃったらどうするんだっけ・・?」
情シス「その時は社内の手順通り、すぐLANケーブルを抜いて、責任者に報告して・・」
C太 「ああそうか・・わかった・・」
何かしでかしてしまうと、なかなか正直に言えないのが人の性(さが)。
SYMPROBUS Targeted Mail Trainingでは、添付ファイルを開くとアンケートページが表示されるようになっていますが、C太さんはページをすぐさま閉じるか電源を落とすかしてしまったと思われます。
訓練と知らずに過ごしたその後数日間は、C太さんにとって酷だったことでしょう。









何かしでかしてしまうと、なかなか正直に言えないのが人の性(さが)。
SYMPROBUS Targeted Mail Trainingでは、添付ファイルを開くとアンケートページが表示されるようになっていますが、C太さんはページをすぐさま閉じるか電源を落とすかしてしまったと思われます。
訓練と知らずに過ごしたその後数日間は、C太さんにとって酷だったことでしょう。
(2)メール送信した次の日
次の日、上の階のD吉さんから電話がかかってきました。
D吉 「なんかさー、落ち込んでる人がいるんだけどさあ」
情シス「落ち込んでる?何でですか?」
D吉 「ほら、昨日のメール開いちゃったんじゃない?(笑)」
情シス「ああ、そういうことですか・・」
D吉 「E部長も落ち込んでるんだけど、そういうことかな(笑)」
情シス「かもしれないですね」
初日は周知してくれた人がいたのですが、当日いなかった人はそれを聞いていないので、うっかり開いてしまったのでしょう。
その後、E部長はわざわざ言い訳しに来ました。
それ以外にも、長期出張から帰ってきて溜まったメールをかたっぱしから処理していたら、その流れで開いてしまった人もいました。気の毒なことです。
他にもちょろちょろありましたが、今回お伝えするのはここまでです。
次回は、今回の訓練を通じて見えてきた”課題や考察”を書いていきたいと思います。






初日は周知してくれた人がいたのですが、当日いなかった人はそれを聞いていないので、うっかり開いてしまったのでしょう。
その後、E部長はわざわざ言い訳しに来ました。
それ以外にも、長期出張から帰ってきて溜まったメールをかたっぱしから処理していたら、その流れで開いてしまった人もいました。気の毒なことです。
他にもちょろちょろありましたが、今回お伝えするのはここまでです。
次回は、今回の訓練を通じて見えてきた”課題や考察”を書いていきたいと思います。